WDF Vol.31 開催レポート

WDF Vol.31 イベントの様子

2018年9月15日(土)、「創造力をどう活かす?〜あばれ馬のじょうずな乗りこなし方〜」をテーマに WDF Vol.31 を開催し、36名の方にご参加いただきました。ご参加の皆さま、講師の皆さま、ありがとうございました。

当日の写真

イベントの様子

誰のためになるのかわからない仕事をする/下浜 臨太郎さん






株式会社電通を経て、現在はフリーランスのグラフィックデザイナーとして活躍されるなか、金沢美術工芸大学で講師も務めていらっしゃる下浜臨太郎さん。電通時代から、大手クライアントの仕事をしながら、「誰のためになるか分からない」デザインを続けてきたということで、その事例として「INDUSTRIAL JP」「のらもじ発見プロジェクト」の2つの活動を紹介してくださいました。
「誰のためになるか分からない」としながらも、単純に「かっこいい」「おもしろい」だけではなく、素材を提供してくれた工場や商店にお金が入る仕組みが考えられていたり、課題を解決する物語性があったりしました。自分がやりたくてやっている、のだけれど、誰かのためになっていたり、誰かを喜ばせるものになっていたりという点が、活動が続いていくポイントのように感じました。


参加者の感想

  • 事例が素晴らしかったです。人を巻き込む力に圧倒されました。
  • プロジェクトが成立するまでを見ることができて良かったです。
  • 下浜さんのように、自分もいろんなところに足を運ぼうと思います。

クリエイターはデジタルとどう遊べばいいのか/佐々木 康晴さん






大学院にてコンピュータ・サイエンスを学んだのち、株式会社電通に入社。コピーライターを経て、現在はデジタル、グローバル、イノベーション、クリエイティブをつかさどる部署で活躍されている佐々木康晴さん。
「皆さんにとってデジタルとは何ですか?」という問いから始まったセッションは、既存のルールに縛られずもっと面白く自由にデジタルで遊ぼう!というメッセージに溢れていました。そして、行動のきっかけとなる「アイデア」をうみだすことこそが、クリエーターの役割だと。最近の広告コミュニケーションの考え方、アイデアを構成する4つの要素などもロジカルに紹介してくださいました。


参加者の感想

  • ルールや固定観念にとらわれずに、もっと自由な道具としてデジタルと向き合えば、すごくおもしろくなりそうだなと思って、すごくワクワクしました。
  • アイデア次第でいろんなものを作れる可能性が広がっていると思いました。広告ばかりでなく、人や相手のことを考えたものをたくさん作られていてすごいと思いました。
  • デジタルの定義についてすごく納得がいきました。新しい遊び、きっかけを作るアイデア、難しいけれど、人の人生をもかえる事だと思いました。

Q&A/全出演者






60分間もうけたQ&Aタイムに、お二人に答えていただいた質問は約40件!
「デザイナーとしての観察眼はどのように養う?」「案を出したくても何も出ないときはどうしたらいい?」「企業の仕事と個人の仕事、正直にいうとどちらが楽しい?」などなど、会場から集まった様々な質問に、真摯にお答えいただきました。
デザインやクリエイティブ関するお二人の考えを、さらに深く知ることができる素晴らしい機会となりました。


参加者の感想

  • 一番濃厚な時間でした。たくさんの質問に答えていただいて良かったです。
  • すごくためになりました。自分が今後どう動いて行けばいいのか分かった気がします。色々興味を持つことを実践していきたいです。
  • 質問がスマホから送れるのが聞きやすく、ありがたいと思いました。

デザインの力、デジタルの可能性、クリエーターの役割、などについて考えさせられた一日となりました。今回のテーマ副題に、「あばれ馬のじょうずな乗りこなし方」とありましたが、そもそもあばれることが出来ている?もっと自由に楽しもう!と言われているようでした。学生の方にとってはこれからの仕事の仕方に希望を、すでに仕事をしている人たちにとっては、気づきと勇気を与えてくれるセッションだったと感じます。

次回WDF Vol.32は2018年12月8日(土)に開催します。イベントの詳細は、11月上旬に公開する予定です。お楽しみに!


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