創造力をどう活かす?
〜あばれ馬のじょうずな乗りこなし方〜

例えば、おもしろそうだけどかなりバカげているアイデアを思いついたとき、予算がないけどどうしてもやりたいとき、やりたいことがあるのに会社の仕事の中にはまらないとき、あなたはどうしますか?

WDF Vol.31 では、「のらもじ発見プロジェクト」、「おとなのための創造力開発ドリル」などで知られる下浜臨太郎さんと、下浜さんの電通時代の上司であり、数々の広告キャンペーンを統括し、海外を飛び回りデジタルクリエーティブの最先端で仕事をされている佐々木康晴さんをお迎えし、革新的な仕事に欠かせない、個人の突進力と、それが仕事にどのように影響するのか?について語っていただきます。


出演者とセッション

誰のためになるのかわからない仕事をする

下浜 臨太郎(しもはま りんたろう)

金沢美術工芸大学講師
グラフィックデザイナー

普段、仕事というのは誰かのためになることを見越して始まります。それが仕事だと思います。でも、自分の興味のあること、どうしてもやりたいと企画が出てきてしまうことがありますよね。そんなとき、みなさんはどうしていますか?わたしは、考えるより先にまず手と足を動かすことが多いです。予算や時間の問題がクリアされていないのに、勝手に動いてしまうことは、まわりに迷惑をかけてしまうといった点も多いでしょう。ただ、進めてみないとよいかどうかわからない企画はたくさんあると思っています。もちろん自分ひとりではできないことも多く、たくさんの人に少しづつ手伝ってもらって少しずつ進めていきます。このセッションでは、予算も人もついてない状態から、どのようにして企画を進めていったかという話を実例を交えてご紹介します。

1983年、東京都生まれ。金沢美術工芸大学卒。株式会社電通を経て、2017年よりフリーランス。金沢美術工芸大学講師。サントリー、本田技研工業、Benesseを担当し、メディアを限定せず幅広くデザインに携わってきた。TDC賞RGB賞、第18回文化庁メディア芸術祭優秀賞、東京ADCグランプリ、グッドデザイン金賞など。代表的な活動に、路上で見つける看板をフォント化する「のらもじ発見プロジェクト」、町工場を音楽レーベル化する「INDUSTRIAL JP」など。その他、美術館での展覧会や地方芸術祭への出品など、独自のプロジェクトを積極的に行う。著書に「おとなのための創造力ドリル」「のらもじ」(共著)など。

クリエイターはデジタルとどう遊べばいいのか

佐々木 康晴(ささき やすはる)

株式会社電通
第4CRプランニング局長
デジタル・クリエーティブ・センター長
エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター

コミュニケーションの道具とルールが急激に変化していく今、クリエイターは何を作ればよいのでしょうか。売れる広告を制作していればいいのでしょうか。素敵なデザインを仕上げていればいいのでしょうか。バズる動画を企画していればいいのでしょうか。それとも、何か社会に良いことを目指していればカッコイイのでしょうか。デジタルは使い方によってはすごく楽しい道具なのに、最近なんだか堅苦しくて不自由なクリエーティブが増えているような気がします。本セッションでは、単なる「表現」にとどまらないクリエーティブの可能性のこととか、デジタル時代にクリエーターが果たすべき役割みたいなことを、いくつかの事例などお見せしながら、皆さまとお話できたらと思っています。

大学院にてコンピュータ・サイエンスを学んだのち、1995年電通入社。コピーライター、インタラクティブ・ディレクターを経て、電通アメリカ出向等を経験し、現職となる。デジタルとコピーライティングの知識をハイブリッドに活用して、デジタル新領域クリエーティブのリーダーを務めるかたわら、電通の海外グループ拠点とのコラボレーションによるグローバルクライアント対応任務も担う。カンヌライオンズ金賞、D&ADイエローペンシル、クリオ賞グランプリ、One Show Interactive金賞、ADFESTグランプリなど国内外の広告賞を数多く受賞し、国内外でのアワード審査員や国際講演経験も多い。2011年クリエイター・オブ・ザ・イヤー・メダリスト。著書に「アイデアはパスポート: 世界で働くクリエイター」(共著)など。性格は地味だが、着ているシャツだけは派手。趣味は釣りとリバーカヤックで、日本中の川を旅している。


出演者をもっと知るためのリンク


タイムテーブル

開始 ステージ
13:40 開場
14:00 オープニング(10分)
14:10 下浜 臨太郎さんのセッション(60分)
15:25 佐々木 康晴さんのセッション(60分)
16:40 Q&A/全出演者(60分)
17:50 エンディング/全出演者
18:00 イベント終了

2018年8月18日時点のもので変更の可能性があります。
タイムテーブルはあくまでも目安であり、当日の流れによって、調整しながら進行します。
早く終了したり、延長する可能性があります。

イベント概要

イベント名 WDF Vol.31「創造力をどう活かす?〜あばれ馬のじょうずな乗りこなし方〜」
日時 2018年9月15日(土)14:00〜18:00(開場13:30)
会場 石川県地場産業振興センター 本館 第4研修室
定員 60名
出演
  • 佐々木 康晴さん(株式会社電通)
  • 下浜臨太郎(金沢美術工芸大学講師、グラフィックデザイナー)
参加費 一般:3,000円
WDF 会員:1,000円
学生:無料
賛助会員(A):10名様の参加資格
賛助会員(B):5名様分の参加資格
賛助会員(C):2名様分の参加資格
懇親会 会場:未定
会費:4,000円(予定)
イベント終了後、出演者を囲んでの懇親会を行います。参加希望の方は申込時、懇親会項目で「参加する」を選択してください。
※懇親会の申込みは9月12日(水)までとなっております。また、12日(水)以降のキャンセルはできかねますのでご了承ください。
キャンセル規定 キャンセルの受付は、開催3日前(2018年9月12日)までとなっています。 それ以降にやむをえずキャンセルをされる方は、参加料金をうけたまわりますのでご了承ください。

よくあるご質問

諸事情により参加できなくなりました。

info@wdf.jp までご連絡ください。
キャンセル受付日を終了後のキャンセルは参加料金をうけたまわります。ご了承ください。

領収書はいただけますか?

はい、ご用意しています。無記名の領収書を全員の方に発行します。

諸事情で、遅刻(途中退席)しなければなりません。

問題ありません。ただし、部分的な返金等はご容赦ください。

急遽参加できなくなりました。代わりの人間が参加してもよいですか?

はい、どうぞ。その際には、 info@wdf.jp までご連絡ください。

パソコンを持参した方がいいですか?

パソコンを持ち込んでいただくのは結構ですが、電源は十分にありません。電源タップをご持参して頂くなどまわりの方と分け合ってご利用ください。

無線LANなどの環境はありますか?

ありません。必要な方はご自身で用意してください。

Twitterで実況中継してもいいですか?

はい、どうぞ。ハッシュタグは「#wdf31」です。