カレーとどじょうが美味しい「金澤どぜう きふじん」
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2014年5月31日にリニューアルオープンした「金澤どぜう きふじん」(旧店名「貴婦人」)。昭和の雰囲気があった店内はオシャレに改装され、女性一人でも入れるような店舗になっています。メニューは、従来のカレーに金沢のソウルフード「どじょう料理」が追加され、どじょう一本 110 円とリーズナブルに楽しむことが出来ます。


おすすめは「貴婦人カレー」と「どじょう」


どじょうは甘めのタレで食べやすく、お酒と一緒に食べたくなる味。貴婦人カレーはブラックペッパーが効いていて、ピリリとした辛みが食欲をそそります。肉とジャガイモは大きめで柔らかく、結構お腹にきます。さらにガッツリ食べたい方は、卵焼き、ハンバーグ、カツなどが全部入った ALL カレーも良いかも。
9月まで「かばやき」中心のメニューで、秋からは新メニューを追加されるそうです。


金沢にはどじょうの蒲焼きが人気


土用の丑の日に「うなぎ」の蒲焼きを食べるのが全国的に有名ですが、金沢市ではどじょうの蒲焼きを食べるのが人気です。その起源は明治時代初期にさかのぼるといわれ、金沢市卯辰山の谷に軟禁されていた長崎県浦上村のキリシタンが生活の足しに水田で獲った「どじょう」を蒲焼きにして町中に売り歩いたのが始まりと言われています(ただし諸説がある)。

貴婦人(旧店名)の由来について

オーナーの中宮さんの父親は元機関士で、もともと機関車には特別な思いを持たれていたそうです。そして、以前は機関車が走ってた線路(現在は高架に)の脇にあるこのお店。だから、汽車にちなんだ名前にしたかったとか。お店の入り口に鎮座する「C57(国鉄C57形蒸気機関車)」は、このお店の守護神らしいです。「C57」には、女王や貴婦人というニックネームがあることから店名を「貴婦人」に。一風変わったこの店名にはそんな思いが込められています。

店名金澤どぜう きふじん
住所石川県金沢市中橋町1-13
(金沢駅から徒歩5分
営業時間11:00~15:00
17:00~22:00