兼六園・成巽閣から石引方面に足をのばすと、金沢で最も古い酒蔵「福光屋」があります。江戸時代の古地図にも載っているこの地に酒蔵を置き続けているのは、仕込み水「百年水」があるから。白山のふもとに降った雨が、地中深くにしみ込み、100年かけて石引までたどりついています。そうして酒造りに最適な成分をゆっくりと溶け込ませ、直下150メートルの地中から湧き出している水が酒造りに使用されています。

商店街に面したSAKESHOPは洗練された雰囲気。お酒はもちろん、季節ごとにテーマのある品々が並び、その目利きが素敵なのです。見ているだけで楽しく、いつも嬉しい発見があります。
お店の横の細道を一歩入ると、ちょっとひんやりとした空気と甘酸っぱい香りの漂う酒造りの現場。百年水が汲める場所があり、地元の人にも人気です（百年水が汲めるのは平日のみです）。

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福光屋の純米酒をはじめ、「福みりん」など発酵調味料もそろいます。

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ふぐの子糠漬けや白山堅豆腐の味噌漬けなど、加賀能登の酒の肴たち。

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福正宗キャラクターの「ふくちゃん」がかわいい手ぬぐい＆一合升。

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カフェスペース。夏限定・百年水を使ったかき氷、2014年は9月21日まで！

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店先にさげられた酒林。あたりには甘酸っぱいいい香りがただよいます。

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酒の仕込みに使われている百年水。平日は自由に汲むことができます。