WDF × HTML5 fun 開催レポート

WDF × HTML5fun イベントの様子

2014年9月27日(土)、HTML5 fun と共催で「HTML5 Web標準と、制作を効率化するツール」をテーマに WDF × HTML5 fun を開催し、35名の方にご参加いただきました。ご参加の皆さま、講師の皆さま、ありがとうございました。


当日の写真


イベントの様子

関口 浩之さん 「日本語Webフォントの基本講座と事例にみる導入効果」


関口 浩之さん 「日本語Webフォントの基本講座と事例にみる導入効果」

関口 浩之さん 「日本語Webフォントの基本講座と事例にみる導入効果」

関口 浩之さん 「日本語Webフォントの基本講座と事例にみる導入効果」

関口さん「FONTPULS は文字詰めにも対応。」

フォントの歴史の振り返りにはじまり具体的な事例を交えての紹介で、「フォントは単なるパーツではなく、コンテンツの美観、情緒表現、情報の重みづけを伝える重要なアート」というメッセージが、広く参加者の方に共感されていました。これまでの「Webフォントは重い、遅い」といった固定観念を覆すデモンストレーションもあり、Webフォントも高速表示の時代に入ったことが実感できました。さらに文字詰めにも対応している(FONTPULS)など、新世代のWebフォントを体感できる内容でした。

参加者の感想
  • 情報の重みづけも書体が大事なんですね。楽しく聞かせていただきました。
  • Webフォントの有用性が改めてわかりました。既存のワークフローだと組み込みが難しいので改めてワークフロー自体を考えさせられました。

阿部 正幸さん 「Google Material DesignをPolymerで表現しよう」


阿部 正幸さん 「Google Material DesignをPolymerで表現しよう」

阿部 正幸さん 「Google Material DesignをPolymerで表現しよう」

阿部 正幸さん 「Google Material DesignをPolymerで表現しよう」

阿部 正幸さん 「Google Material DesignをPolymerで表現しよう」

Evernoteでも採用された、Google Material Design。ユーザーに分かりやすいデザインを実現するため指標としてガイドラインが示されていますが、実際どう実現するのか。デザイナーではなくプログラマーでも表現の幅が拡がるフレームワークとして「Polymer」の使い方を紹介していただきました。Custom Elementsによるカプセル化=部品化など、効率化やメンテナンス性の向上についてのツールをどれだけ知っているかが、今後のWeb制作に欠かせないことを実感できました。

参加者の感想
  • 予習なしで臨みましたが、とてもとても満足できる内容でした。「標準化」とは何かが分かったような気がします。
  • 具体的で分かりやすかったです。

佐川 夫美雄さん 「つまりHTML5の目指すところ 〜 polyfillの意味 〜」


佐川 夫美雄さん 「つまりHTML5の目指すところ 〜 polyfillの意味 〜」

佐川 夫美雄さん 「つまりHTML5の目指すところ 〜 polyfillの意味 〜」

佐川 夫美雄さん 「つまりHTML5の目指すところ 〜 polyfillの意味 〜」

佐川 夫美雄さん 「つまりHTML5の目指すところ 〜 polyfillの意味 〜」

参加者のうちコーダー・プログラマーが3割、デザイナーの参加者が次いで多いという当日の参加者層を受けて、セッションの内容をノンプログラマーの参加者にも分かりやすく調整していただきました。HTMLを部品化する仕組みであるWeb Components が近い将来Web標準になる、という点は阿部さんと共通するメッセージでした。5年後に失業しないために、AngularJS や Polymer.jsはデザイナーこそが理解すべき、という内容でした。

参加者の感想
  • Web components および Angular の部品化する考え方について大変勉強になりました。
  • デザイナーには少しレベルが高かったですが、概念として理解すべきだなと実感できました。説明・お話がおもしろくて楽しく聞けました。

清原 智和さん 「明日から使えるコーディングツール」


清原 智和さん 「明日から使えるコーディングツール」

清原 智和さん 「明日から使えるコーディングツール」

清原 智和さん 「明日から使えるコーディングツール」

清原 智和さん 「明日から使えるコーディングツール」

地元石川から登壇いただいた清原智和さん。「明日から」使えるために、準備が簡単で覚えるのが簡単という点にこだわって、Template、Edit、Referenceという3つのテーマで、ツールをご紹介いただきました。デモを交えたスマートなプレゼンテーションで、参加者の皆さんはそれぞれお気に入りのデザート(ツール)を発見できたのではないでしょうか。明日から「使える」ことにこだわってご紹介いただいたツール、次は参加者の皆さんが「使う」番です。

参加者の感想
  • ATOM使ってみようと思いました。
  • 有用なツールを紹介していただいたので、現在使用しているものと比較して導入を検討します。

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