WDF Vol.18 開催レポート

WDF Vol.18 イベントの様子

2015年6月13日(土)、「Webデザイン最前線」をテーマに WDF Vol.18 を開催し、57名の方にご参加いただきました。ご参加の皆さま、講師の皆さま、ありがとうございました。

詳細なレポートや、当日の写真などは今後こちらのページに追加していきます。

当日のツイート、写真

参加者のレポートなど

イベントの様子

関口 浩之さん「日本語Webフォント最新事情と、文字の楽しさ・魅力も語るよ」


関口 浩之さん「日本語Webフォント最新事情と、文字の楽しさ・魅力も語るよ」

関口 浩之さん「日本語Webフォント最新事情と、文字の楽しさ・魅力も語るよ」

関口 浩之さん「日本語Webフォント最新事情と、文字の楽しさ・魅力も語るよ」

関口 浩之さん「日本語Webフォント最新事情と、文字の楽しさ・魅力も語るよ」

Webフォント エバンジェリストとして、日本語Webフォントサービス「フォントプラス(FONTPLUS)」普及のため、日本全国を飛び回っている、関口 浩之さん。

関口さんは、Webコンテンツを魅力的に表現する方法として、書体の選択が非常に重要であり、また「日本語Webフォント」の利用は、単なる表現手法としてだけではなく、マルチデバイス対応、アクセシビリティ確保、SEO対策を実施する上で、とても実用性の高い技術であると提唱しています。

関口さんは、「日本語Webフォント」の導入実例をまじえつつ、文字がもつパワー、楽しさ、奥深さを熱く語ってもらいました。

参加者の中には「日本語Webフォント」に対し、カーニングなど細かな調整ができない、技術的に難易度が高いといった印象を受けている方もいましたが、そういった疑問が一気に解消される内容でした。


参加者の感想
  • フォントについてもっと勉強したいと思いました
  • カーニング対応すごく感動しました。表示速度もはやい!
  • フォントについて聞ける機会がなかなかないので、とっても興味深かったです
  • しばらくWebフォントの部分は手を出していませんでした。昔の重い印象があったので。フォントのお話、去年9月に聞きにいけなかったので、今回バンザイでした
  • 説明がとても分かりやすかったのと、つくしを美女に例えたりするのがおもしろかったです
  • 日本語Webフォントは、今いろいろ試してみているところだったので、聞いていて楽しかったです。フォントも重要なデザイン要素なので、クライアントにも積極的に提案したいです
  • Webフォント使ってみようと思いました。自動で字幅が変わったりしていたことが便利だと思います
  • ルネッサンス時代三大発明の話が面白かったです
  • 「色っぽい」の書体の比較が分かりやすくて良かったです。フォントの違いでいろいろ想像できておもしろいですね
  • 日本語Webフォントについては、「重い、遅い」というイメージだったので、今回のお話を聞いて変わりました
  • フォントが好きなので、サンプル資料までいただけてありがたく思います!
  • 込め物に触れて興奮しました!フォント愛の伝わるお話で楽しかったです
  • Webとフォントの関係がここまで濃密になっているとは知りませんでした。面白かったです
  • 文字の歴史の話がおもしろく、Webフォントの利便性についても学習できました
  • Webフォントの現況を知ることができて良かった。現実的に使っていって良いと思えるので導入を検討したい

秋葉 秀樹さん「キミもチャレンジャー」


秋葉 秀樹さん「キミもチャレンジャー」

秋葉 秀樹さん「キミもチャレンジャー」

秋葉 秀樹さん「キミもチャレンジャー」

秋葉 秀樹さん「キミもチャレンジャー」

アプリケーションデザインをはじめ、デザインコンサルティング、サービスデザインの最前線で活躍する、株式会社ツクロアCEO・デザイナー 秋葉 秀樹さん。

秋葉さんは講義の中で、デザイナーが備えるべきマインドセットについて、ご自身が実践していることを紹介しながら熱く語ってくれました。

大きな組織であれ、フリーランスであれ、一人のデザイナーとして、「もっとチャレンジできるフィールドがないか?」「目の前の課題に対し、どう向き合うべきか?」「3年後、5年後自分がデザイナーとしてどうありたいのか?」考えてみましょう。秋葉さんは講義の冒頭で、参加者に呼びかけました。

Webの技術・ツールの進化は日々、著しく進化している中、デザイナーが1人前になるためには、まず「ベジェ曲線の練習しろ!」という、時代が終わりを迎えています。そんな中、自分がデザイナーとしてユーザーに価値を提供するためには、目の前の作業でなく、更に一歩踏み込み、サービスそのものを考えることで、チャレンジできるフィールドも視点も大きく変わります。

講義を経て、参加者は改めて、自分自身の仕事のあり方を考える良い機会となりました。


参加者の感想
  • 頼まれたものをそのまま作るだけではなく、ユーザーの立場になってもっと考えようと思いました
  • デザイナーって感情に訴えるものを作っていかないとなと改めて思いました
  • Webの技術を活用して、もっといろんなことにチャレンジしてみたくなりました
  • 私も後輩に「ベジェ曲線の練習しろ!」と言っていたのが、新しい芽をつむ行為だったのかなと目から鱗でした。自分自身、新しいことを取り込む努力をしないとなと感じました
  • もっとお話聞きたかったです。自分も人の感情をゆさぶりたいと改めて思いました
  • テクニカルなお話でない話、なかなか聞けないので良かったです。考え方・マインドは続けていく上で大事です。若い子にも伝えておきたいお話だと思いました
  • マーケティングの目線からデザインの考え方、アプリケーションの今後やセンスを大事にすべきなど、話が分かりやすくとてもおもしろかった
  • 「伝えたいことから先にやっていく」スタンスや、ふざけている=面白い→話を進めてみようかというチャレンジ、検証のスピードが大切なんだと実感しました。ワクワクは、クライアントやユーザーもだけど自分もしていたいですね
  • 実際に作ってみたりしていて、とても楽しそうだと思いました
  • 旅嬢ズ、好きです
  • 「やってみなくちゃ分からない!」本当にそのとおりだと思います
  • 受け取る人の感情を大切に、と本来の目的を再認識できました
  • 冒頭、はるばる金沢へ旅行にこられていたことに驚きました。お話の内容、私の心にぐさっとささりました
  • 市販のエサやり機のタイマーってしょぼいんですよね・・・。強いエサやり機、私も作りたいです!
  • クライアント側が深く考えずにただ作りたいというような依頼にとまどっていたので、とても参考になりました
  • デザインに対するマインドの話は目から鱗で、大変勉強になりました
  • どこにでも活かせる糸口があること、考えは一度受け入れそこから昇華させるなど、とてもためになりました

坂本 貴史さん「エクスペリエンス(体験)を繋ぐために」


坂本 貴史さん「エクスペリエンス(体験)を繋ぐために」

坂本 貴史さん「エクスペリエンス(体験)を繋ぐために」

坂本 貴史さん「エクスペリエンス(体験)を繋ぐために」

坂本 貴史さん「エクスペリエンス(体験)を繋ぐために」

ネットイヤーグループ株式会社 UXデザイナーの坂本 貴史さんに登壇していただきました。

良いUIでも良いUXとは限りません。何をもって正解かは個人の主観によるところが多く、それに左右されやすい中、サービス提供者はどのように応えていくべきか? ユーザーにより良い価値を提供していく上で、外すことのできない、大きな課題です。

坂本さんはサービス提供者が、ワークショップや調査において、課題に応じ、適切な手法とオンラインツールの活用を視野に入れ、利用者の行動に着目した、情報アーキテクチャ力(IA力)を身につけることを提唱しています。

講義ではエクスペリエンスマップやジャーニーマップなど、サービスとプロダクトを繋げる手法を披露してもらいました。


参加者の感想
  • CJMのツールが無料・・・神か⁉︎ 登録させていただきたいと思います
  • UXについてもっと勉強したくなりました
  • UX Recipeさわってみたいです
  • 実際自分でやろうと思うととりかかりが分からないので、UX Recipe使ってコツコツやってみたいです!!
  • CJM、自分のなかにどう取り入れられるか実感を持てなかったのが本音。だけど、本質的に考えたらユーザーのことを真剣に考え寄り添うなら必要な作業だと自分のなかに落としこんでいくには必要だなと思えた。トライしてみたいです
  • UXについて考え方や概念を知ることができました
  • CJMツール、使わせていただきます
  • UX Recipe 簡単にできてびっくりしました!他の人が作ったものも共有できるというのもいいですね
  • ジャーニーマップを中心としてUXの考え方等、今日得たかった知識を得ることができました。スライドで復習しようと思います
  • 山の図をはじめてみたので、検索してみます!
  • パソコン教室で素通りしていた講座がこんなに大事な考え方を含んでいたとは・・・coolなslideで脳みそ動きました
  • 畑が違うので難しい点も多かったですが視野が広がりました
  • UXのいまいち解りづらい箇所を具体例を挙げて解説いただき分かりやすかった
  • 内容的には難度が高かったが、考え方として参考にしていきたい

黒口さんをモデレーターに実施した「パネルディスカッション「Web制作者のマインドセット」


黒口さんをモデレーターに実施した「パネルディスカッション「Web制作者のマインドセット」

黒口さんをモデレーターに実施した「パネルディスカッション「Web制作者のマインドセット」

黒口さんをモデレーターに実施した「パネルディスカッション「Web制作者のマインドセット」

黒口さんをモデレーターに実施した「パネルディスカッション「Web制作者のマインドセット」

テレビ金沢報道部で記者である、黒口 啓一郎さんをモデレーターにお招きして「Web制作者のマインドセット」をテーマに、Webデザインの最前線で活躍する3名のスピーカーにディスカッションを行いました。

黒口さんは軽快なトークで、登壇中では一部しか聞けなかった3名のマインドセットを第三者的な目線で、さらに深く掘り下げ、モデレートを視聴する参加者に理解しやすい形で引き出してくれました。


参加者の感想
  • 自分がこれからどうしたいかを考えることのきっかけになりました!
  • 「やりたいことをやる」やっぱりコレなんですね
  • みなさん、あつい!!
  • 結局は人、わくわく感と執着心、一人でやるとしたらを考える、とてもためになりました。
  • なんか元気でました(笑)やりたいこと、やっていこう
  • 経験や考え方が聞けて良かったです。参考にしたいと思います
  • 刺激的なお話でした!
  • 「楽しいと思うこと」「面白いと思うこと」「興味のあること」をやっていけばいい!というメッセージに勇気づけられました
  • 三者三様の情熱を感じるセッションでした
  • 刺激を受けました。技術に目がいきがちですが、マインドを大切にしようと思いました
  • 三者それぞれの観点からの意見が興味深かった
  • 気さくに話される皆さんを見て楽しかったです。目標に向かって好きなことを追求していくことは忘れがちになりますが再認識でき良かったです。お疲れ様でした

イベント全体を通して

今回は、「Webデザイン最前線」をテーマに、具体的な手法を学び、第一線で活躍するWeb制作者のマインドセットにふれました。

特に秋葉さんの登壇では、参加者一人ひとりが、デザイナーとして、Web制作者として、今後どのように自分の仕事や課題に向き合っていくかを、改めて真剣に考える良い機会となりました。

3名のパネルディスカッションの中で、「結局は人」というキーワードがでてきました。
手法やツールは日々進化していきますが、あくまでそれは方法であり、良いサービスやデザインを作っていくのは、人であるWeb制作者のマインドセット次第ということでしょう。

今回のWDFも、多くの学びと気づきがありました。セミナーを大盛況のうちに終えられたことをとても嬉しく思います。

イベント全体の参加者の感想

  • ふだん聞けないお話をたくさん聞けて、とてもよかったです。また参加したいです。
  • デザイナーではありませんが、改めてデザイナーさんすごいです!2回目参加でしたが今日も楽しませてもらいました!
  • 自分はコーディングが主でディレクションをかじる程度の業務内容ですが、やはり最終的なアウトプットの時点では境界はなく、すべて繋がっているのかなとお話を聞いて思いました
  • デザイナー初心者ですが、とてもためになるお話を聞けて良かったです
  • 今自分に悩んでいるところに合った内容だったのでとても良かったです。ありがとうございました
  • もっと勉強して全部理解できるようにします
  • 最後の質問にあったように 日々不安がありましたが、つっぱしれそうです
  • いつもほぼ一人で仕事しているので、色んな話を聞けて話せて刺激になりました。次回も楽しみにしています。スタッフの方、お疲れさまでした
  • 難しい内容もありましたが、考え方や方法の参考になりました
  • 初めて参加しました。チャレンジャーな方がたくさん集まっている雰囲気がすごく良かったです。
  • Webフォントは安くなくなってきている、便利なツールがある、外に出て動いて人間性でデザインする!など発見、確認ができて良かったです
  • パネルディスカッションすごく良かったです。どんな話が聞けるかワクワクしました
  • 2回目の参加でしたが、楽しめました、勉強になりました。サンプル、今回本も頂けまして感謝いたします
  • 今までのWDFでいちばん熱くて濃ゆい内容だったと思います。モチベーションに火が点きました。

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