ウェブデザインを学び続ける

2019年10月をもって終了するWDF。あと残り2回の開催です。今回のテーマは「ウェブデザインを学び続ける」。2009年6月に活動を開始したWDF。この10年でウェブデザインの役割、内容は大きく変化しました。そして、これからもテクノロジーの進化にあわせて変わり続けていくことでしょう。今回は、学びを通して得られる少し先を見通す力を体感してもらうことを目標としています。明日すぐには役立たないかもしれない、だけどずっと心に留めておきたい考え方がきっとたくさん見つかります。


出演者とセッション

学びの戦略

イシジマ ミキ

このセッションでは、「なぜ学ぶのか」「何を学ぶのか」を考え、どの領域を学んだとしても通用する「学びの基礎力」を高める方法について取り上げます。 変化の激しいWebデザイン業界で走り続けるのはとても大変です。トップスピードであり続けることは、働く期間が長いほど現実的ではなくなります。どのようなテーマなら「無理なく学び続けられるのか」を一緒に考えるきっかけになれば幸いです。

1982年生まれ。グラフィックデザイナーとして10年、印刷会社・インターネットサービス事業会社に勤務した後独立。「自身が欲しいものを作る」を行動原理として、ネットラジオ番組やコワーキングスペースの経営、デザイントレーニング事業で法人を立ち上げるなどする。N予備校にてグラフィックデザインコースのカリキュラム作成、デザイン顧問やUXデザイナーとしてサービスや組織デザインにも関わっている。

クライアントを幸せに導くツール選び

神森 勉(かみもり つとむ)

商用ウェブサイト制作を仕事としてなすようになって20年以上経ちました。当時はできなかったことが当たり前にできるようになったり、当時は当たり前のようにできていたことが今では別の技術に変わっていったりとめまぐるしく進化し続けるウェブデザインの世界。 プロだけのものであった制作技術の敷居が、テクノロジーの進化により下がったとき、プロがやるべきことはどんなことなのか?クライアントのためにできることは何なのか? このセッションでは、実際に制作者からクライアントの立場になったときに感じた、プロに求めるものについて、そのツール選びとあわせてお話しします。

商社営業マンから1995年に印刷会社のDTPオペレーターとして転職。 印刷業とともに1997年よりウェブ制作に参入し、自社の年賀状受発注サイトの構築やクライアントのサイト構築を行う。 その後、キャリアアップをめざすため、ウェブ制作会社へ転職し、マークアップエンジニアとしてウェブ制作技術の向上に努めるかたわら、書籍の執筆などを行う。 制作会社にてディレクター、プロデューサーを経て、2011年にKDDI ウェブコミュニケーションズへ入社。デザイン室責任者、ウェブサービス部門責任者を歴任し、現在は広報室 室長を務める。

現場を変えていきたいあなたの質問に答えます

長谷川 恭久(はせがわ やすひさ)

金沢の現場、制作会社の現場、フリーランスの現場。それぞれ異なる課題があると思います。セミナーで汎用性の高い手法を学んでも、自分たちの現場で活かせるかどうかは別問題。「実際どう使う?」「どうやって進める?」といった実践までの敷居が高いのがほとんど。しかし、現場によって乗り越え方が異なるので最初の一歩が見つけられない方もいるはずです。 本セッションでは様々な背景で働いている参加者の課題に直接お答えします。単なる質疑応答ではなく、具体的な手法又は事例を交えながら「今からできること」を紹介します。

Web/アプリに特化したデザイナー / コンサルタントとして活動中。組織の一員となるスタイルで一緒にデザインに関わる課題を解決する仕事をするなど、チームでデザインに取り組むための提案と実践をしている。 アメリカの大学にてビジュアルコミュニケーションを専攻後、マルチメディア関連の制作会社に在籍。帰国後、数々の制作会社や企業とコラボレーションを続け、現在はフリーで活動。 自身のブログとポッドキャストではWebとデザインをキーワードに情報発信をしているだけでなく、各地でWebに関するさまざまなトピックで全国各地で講演を行ったり、多数の雑誌で執筆に携わる。 著書に『Experience Points』など。

ウェブの世界でタイムマシン経営

こもり まさあき

ウェブデザインの世界は日進月歩どころか、次から次に新しい流行や技術が出てきます。この流れは残念ながら日本発ということはなく、そのほとんどが海外に端を発することが多いものです。日本でブームになるには、世界の流行から数年の時差が生まれたりするのがこの世界。ブームになってから手を付けているようでは既に時遅し、周りに先行されて下手したら価格競争に巻き込まれ疲弊するだけ…になる可能性も。そこでご提案。大きな先行者利益とは言わないまでも、日本に居ながらにして大きな視点で世の中の動きを探り、時が来るまでのんびりと次の一手となるものを学びながら過ごしてみるのはいかがでしょうか? 本セッションではそんななんちゃってタイムマシン経営についてお話しします。

1972年生まれ。1990年代前半、都内のデザイン会社にてアルバイトを開始。大学卒業後、そのまま正社員となり、入出力、デザイン業務、ITネットワーク管理業務に並行して従事。2001年に会社を退職し、以後フリーランス。DTPによる紙媒体のデザイン、Webサイトのコンサルティング、企画・構築・運用などジャンルを問わず活動中。最近は企業の中に入り込んでの仕事が多め。HTML5 Expert.jp エキスパートNo.20。 「HTML5+CSS3の新しい教科書 改訂新版 基礎から覚える、深く理解できる。(共著/MdN刊)」など、著書多数。


タイムテーブル

開始 ステージ
13:45 開場
14:00 オープニング(20分)
14:20 学びの戦略/イシジマ ミキ(40分)
15:10 クライアントを幸せに導くツール選び/神森 勉(40分)
16:00 現場を変えていきたいあなたの質問に答えます/長谷川 恭久(40分)
16:50 ウェブの世界でタイムマシン経営/こもり まさあき(40分)
17:40 Q&A/全出演者(40分)
18:35 エンディング/全出演者
18:40 イベント終了

2019年5月10日時点のもので変更の可能性があります。
タイムテーブルはあくまでも目安であり、当日の流れによって、調整しながら進行します。
早く終了したり、延長する可能性があります。

イベント概要

イベント名 WDF Vol.34「ウェブデザインを学び続ける」
日時 2019年6月8日(土)14:00〜18:40(開場13:45)
会場 ITビジネスプラザ武蔵 6F 交流室2
定員 60名
出演
  • イシジマ ミキさん
  • 神森 勉さん
  • 長谷川 恭久さん
  • こもり まさあきさん
参加費 一般:3,000円
WDF 会員:1,000円
学生:無料
賛助会員(A):10名様の参加資格
賛助会員(B):5名様分の参加資格
賛助会員(C):2名様分の参加資格
懇親会 会場:未定
会費:4,000円(予定)
イベント終了後、出演者を囲んでの懇親会を行います。参加希望の方は申込時、懇親会項目で「参加する」を選択してください。
※懇親会の申込み6月5日(水)までとなっております。また、5日(水)以降のキャンセルはできかねますのでご了承ください。
キャンセル規定 キャンセルの受付は、開催3日前(2018年6月5日)までとなっています。 それ以降にやむをえずキャンセルをされる方は、参加料金をうけたまわりますのでご了承ください。

よくあるご質問

諸事情により参加できなくなりました。

info@wdf.jp までご連絡ください。
キャンセル受付日を終了後のキャンセルは参加料金をうけたまわります。ご了承ください。

領収書はいただけますか?

はい、ご用意しています。無記名の領収書を全員の方に発行します。

諸事情で、遅刻(途中退席)しなければなりません。

問題ありません。ただし、部分的な返金等はご容赦ください。

急遽参加できなくなりました。代わりの人間が参加してもよいですか?

はい、どうぞ。その際には、 info@wdf.jp までご連絡ください。

パソコンを持参した方がいいですか?

パソコンを持ち込んでいただくのは結構ですが、電源は十分にありません。電源タップをご持参して頂くなどまわりの方と分け合ってご利用ください。

無線LANなどの環境はありますか?

会場の無線LAN環境をご利用いただけます。

Twitterで実況中継してもいいですか?

はい、どうぞ。ハッシュタグは「#wdf34」です。